看護師の友人と看護師のユニフォームについて話す機会がありましたが、ユニフォームにもいろいろと「あるある」が詰まっていると聞きました。
まず、ユニフォームのポケット。あれはペンライトやハサミ、メモ帳、タイマーなど仕事に必要なものをどんどん入れていくうちに、いつの間にかパンパンになってしまうのだそうです。そして、必要な時に限って、欲しいものがすぐに見つからない。ポケットの中身を全部ひっくり返して探すのも、看護師あるあるだと言っていました。
しかも、ポケットに入れるものは部署や担当患者さんによっても違うらしく、本当に千差万別とのことでした。内科病棟勤務なら体温計や聴診器、血圧計で、手術室勤務なら手術用の器具やガーゼ、消毒薬なんかがポケットに入っているとか。患者さんの情報を書いたメモやペン型のLEDライトは、どの部署の看護師も持っている必須アイテムなんですね。
病院によって、ユニフォームのデザインや色が違うのも面白いという話にもなりました。パステルカラーで優しい雰囲気の病院もあれば、スタイリッシュなデザインで洗練された雰囲気の病院もある。確かに、ユニフォームを見ればその病院の個性を感じられるような気がします。最近では、動きやすさや通気性を重視したスポーティーなデザインのユニフォームを採用している病院も増えているそうですね。
そして、彼女が言っていたのですが、まだユニフォームに慣れていない新人時代は、緊張して動きがぎこちなくなってしまうこともよくあるんだそうです。確かに、患者さんの前に初めて立つ時や慣れない処置をする時なんかは、誰でも緊張するものです。でも、経験を積んだ看護師のユニフォーム姿って、堂々としていて素敵だなって思います。きっと、患者さんと真剣に向き合い、たくさんのことを乗り越えてきたからこその余裕なんでしょうね。ユニフォームは、そんな看護師さんの成長を見守ってきた、大切なパートナーなのかもしれません。